ムゥフのブログです。

Twitterで呟くには文字数が多すぎる自分語り等はココに書いています。

Phigrosというゲームを布教しよう。

◆始めの挨拶。

ムゥフです。

タイトル通り、Phigrosというゲームを布教します。完全に趣味です。ほかに理由はありません。布教します。

細かいシステム面の話とかも書くので、是非閲覧していってください。

◆そもそもPhigrosって何よ。

Phigrosはbilibili動画にて発足されたプロジェクト「Pigeon Games」が開発したiOSAndroid向けの音ゲーになります。

bilibili動画は中国版ニコニコ動画のような動画サイトですね。Phigrosは沢山の音ゲー愛好家によって発足されたこのプロジェクトにて開発された音ゲーになります。そういった経緯があるからか、このゲームは最初から最後まで完全無料で遊ぶことが出来ます。課金も一切なし。予算はどこから出ているんだ…。

 

このゲームの特徴は、ノーツと判定線が非常に自由度の高い動きをすること。

 

判定線が動くゲームであれば過去にも一応ありはするんですよ。Cytusっていうんですけどね。

Cytus - Wikipedia

これはCytus2の画像になるんですが、このゲームだとノーツじゃなくて、判定線が上下に動くんですよ。

 

一方Phigrosの場合、ノーツも判定線も好き勝手に動き回ります。なんなら判定線が増えたり消えたりします。ノーツも消えます。見ればわかりますが文字通りなんでもアリです。

文面では説明が難しいので、公式のプレイ動画をここに載せておきます。

www.youtube.com

ほら、なんでもアリでしょ?

 

ちなみにこの動画に映っているのは難易度11と13の譜面。このゲームでの最高難易度は16なので、もっとヤバい譜面がわんさかいます。

 

また、この動画自体は昔のものなので、現在では12とかでもえげつないものがあったりします。

古い譜面から最近の譜面を見ていくと、作っていくほど開発陣の表現力が上がっているのがわかってめちゃくちゃ面白いです。

 

譜面の演出に関して面白いのは、BMSにて生まれた曲とかですかね。

BMSというのは、もともと別の音ゲーをするためのファイルであって、譜面データや曲、そして「プレイ中に流す動画(BGA)」をまとめたものになります。

毎年、BMSをコンテスト形式で投稿する、といった感じのイベントが行われてるんですが、ここで人気だった作品は、実際にアーケードやスマホ等の音ゲーに収録されたりしています。Youtubeにもたくさんの作品が残っています。

話を戻すんですけど、このBMS出身の曲の譜面のとき、BGAを再現した演出が頻出するんです。実際に見比べると結構再現していて面白い。

 

 

 

◆このゲーム、演出が本当に凄い。

ここまでで察した人がいるかもしれませんが、このゲーム、演出に極振っています。

もうこれ、プレイしなくても見てるだけで面白いんですよ。

ということで、個人的に気に入っている譜面の演出を画像で紹介。微ネタバレがあるので、初見で遊びたい人は見ない方がいいです。

 

 

 

 

 

OK?

 

 

 

 

 

じゃあ載せます。

※以下の画像はYoutubeに投稿されているプレイ動画からスクショしたものになります。

 

まずはこれ、GOODWORLD

BGAで無数に撃たれるビームを再現した演出です。いつ見ても綺麗。曲の中毒性も相まって定期的にプレイしたくなる譜面です。

 

次にChronostasis

真ん中の縦線が振り子のように動いて、真ん中のノーツと重なったときにタップするという譜面。
この振り子譜面は、時計をテーマとした複数楽曲で使われているものですね。初見殺し要素ではありますが、慣れれば案外簡単。見栄えも綺麗なので好きです。

 

延々と乗せてくのもアレなのでラスト、996

 

一応言っておきますが、黄色いのも全部ノーツです。別にこの瞬間に押す必要はないものなのですが、それにしても好き勝手すぎる。ある意味観賞用譜面。

 

こんな感じで、ノーツと判定線のみで様々な演出を作るし、様々なものを表現、再現します。

なんなら他の音ゲーだって再現できます。過去のエイプリルフール譜面では、一つの譜面で他の音ゲーを10種類以上再現したものが登場したこともありました。

 

もちろん譜面以外の演出でも衝撃を受けるようなものが多く、特に凄いのは隠し譜面の開放演出。

細かいことはネタバレになるので書きませんが、ぜひ一度、その演出を見てもらえば「これ、本当に音ゲー?」ってなると思います。

今まで様々な演出でプレイヤーを感動させた音ゲーは少なくありませんが、Phigrosはこれを音ゲー愛一つで生み出しています。もう訳わかんないよ。

 

そう、訳が分からないんです。

 

 

 

◆パッと見、訳が分からない

これは欠点になるのですが、表現に極振った一方、ノーツが上下逆さまに降ってきたり、三方向から降ってきたり、左右に揺れながら降ってきたり、なんなら唐突に表れて高速で通過して行ったり、初見殺しの量であればしょぼんのアクションといい勝負します。

慣れればなんてことはないことも多いんですけど、慣れるまでの敷居は高いかも…。

私は今のところ、音ゲーで一番やっているのがダンカグとPhigrosになるのですが、Phigrosの譜面って個人的にかなり「視える」部類に入るんですよね。

ただ、よく友人から「なんでそれが出来て他の音ゲー出来ないんだよ」ってツッコまれるし、「そのゲーム、視認性は悪い方だろ」とも言われます。やっぱりそうなのかなぁ…慣れって怖い。

 

あと、これも欠点なのですが、楽曲の中には、プレイすると獲得する通貨で解放するものがありまして、この値段が地味に高い。全解放までなかなか時間を費やします。私も未だに全ての楽曲は解放できていません。

 

 

◆書くことが尽きました。

ということで私から書けることはここまでですかね。

慣れるまで本当に大変だと思われるのですが、慣れるとものすごく楽しいゲームなので、ぜひ遊んでくださいという布教でございました。

 

以上です。